蓄熱式暖房

蓄熱式電気暖房器とは?

illustration_08_L蓄熱式暖房器具とは、安価な深夜電力を使用してヒーターから熱を発生させ、その熱を耐火レンガなどに蓄える暖房器具です。蓄えられた熱はゆっくりと放熱されて、24時間お部屋を温めます。

蓄熱式電気暖房器の仕組み

illustration_05通常、灯油・ガスファンヒーターの場合は、ガスや灯油の燃焼によって瞬間的に暖められた空気が、温風としてファンで室内へ送り込まれる仕組みです。一方、蓄熱式電気暖房器の場合は、夜の間に電気によってレンガ状の蓄熱材にいったん熱をため、昼間にその熱を機器全体から放出する輻射熱(※1)によってお部屋全体を暖房する仕組みです。

※1:輻射熱(ふくしゃねつ)とは離れた場所から直接体へ熱が伝わることです。太陽熱と同じ原理で放射熱ともいいます。

蓄熱式電気暖房器のメリット

point_Living_01
illustration_06蓄熱式電気暖房器は太陽から注がれる日光や焚き火の時のほてりと同じ原理、つまり輻射熱による暖房方法です。レンガ状の蓄熱材にいったん蓄えられた熱を、輻射熱としてゆっくり放出します。温度ムラのない陽だまりのような暖かさが全体に広がり、快適に過ごすことができます。

point_Living_02
蓄熱式電気暖房器は、昼間の電気料金の約1/3以下で済む夜間の電気で経済的に熱を蓄えます。下の表は、平均的な条件のもとで8畳間を暖めた場合の、光熱費の月平均暖房費の予想です。一見高いように見えますが、蓄熱式暖房器具はほぼ24時間稼動とし、他の暖房器具は8時間運転としています。一年を通しての生活は、夏はエアコン、冬は蓄熱式暖房器を使用し冷え込みの厳しい日には補助としてエアコンを利用する、クリーンで快適なスタイルをおすすめします。

暖房費にかかる光熱費の比較(月)

graph_Living_01

算出データについてのご注意
※電気料金は、北陸電力「エルフVプラン」を参考に算出。
※エアコンは電気料金22円想定のメーカーによる公表値。
※灯油ファンヒータは、灯油代1.334円/18L(平成19年4月度)想定のメーカーによる公表値。
※ガスファンヒーターはガス会社による公表値。
※プロパンガス料金は、平成19年後期の北陸地方平均価格を参考に算出。
算出は消費税等相当額を含む平均的な月額料金です。また、居住地や機器の種類などのご利用条件や、物価の変動によって算出値は異なります。

point_Bath_03
ガスや灯油と違って火を使わないので、大きな事故につながる心配が少ない暖房です。また、燃料補給の手間もいらず、快適な使い心地です。

point_Living_04
photo_img_03火を使わないので室内の空気を汚さず、体にやさしい暖房器です。赤ちゃんから高齢の方まで、家族みんなが気持ちよく過ごすことができます。また、燃焼がなので、水蒸気の発生がなく、部屋の結露を防ぎ、カビやダニの発生を抑えて、クリーンな住環境を保てます。これからの、「高気密」「高断熱」の住宅にはぴったりです。

 

Copyright © 2024 川口電気株式会社. All Rights Reserved